ブログのネタと アシダカグモのいる現実と
いつもブログのネタを何にしようかと悩むのですが
何もない日は、ネタと言葉を探し
ネタがある日は、言語化することに意識を向け
あーでもない、こーでもないと文章を作るのですが
現実にショッキングなことがあると全部が吹っ飛んでいくものです。
Gの話ではないですが、ムシが嫌いな方は本日はご遠慮ください。
また明日以降よろしくお願いします <(_ _)>
□タカタカタカタカタカ…
今日、ついさっきの話です。
家に帰ってきた瞬間に感じた、違和感。
家のどこかで響く、タカタカタカタカタカタカという小さくて早い足音。
よぎる嫌な予感。
電気をつけたら現れたのは、そう!精神的攻撃力最大級のアシダカグモ!!!
手のひらサイズ!!
アシダカさんは、見た目とは裏腹に強烈な殺菌作用のある唾液をもつ益虫です。
清潔にて孤高なハンターで、ゴキブリ掃討には欠かせない存在で
「駆逐してやるっ!!」とか叫ばせたら他の虫の追随を許さないヒーローですが
タカタカ音を立てて走る巨大な蜘蛛なんて、もはやホラー。
それが、帰ってきたら家の中を走り回っているなんて…。
このままじゃ眠れないと思ってほんの一瞬 掃除機を見た次の瞬間、いなくなっていました。
押し寄せる無力感。
とりあえず、為す術もないのでヤツがいた部屋を完全封鎖しました。
かばんに入ったらどうしよう。
そして、悩んでいたブログのネタなんて吹っ飛んでいくのです。
□ハエトリグモはかわいい
そんなアシダカの突然の出現に驚きつつも、せっかくだから蜘蛛について語りましょう。
ハエトリグモというクモをご存知でしょうか。
これはかわいいと思えるのです。
小指の爪ほどの小さなクモで、アシダカと同じように巣を張らずに
歩き回りながら餌を探して歩き回っています。
つぶらな瞳でぴょんぴょんと飛ぶように移動する姿はかわいらしいし、
捕獲の瞬間の「エイヤー!」みたいな溜めのあるジャンプは見ごたえがあります。
家に入り込んだ虫やゴキブリの幼虫なんかを食べてくれるので
以前、1人暮らしをしていた時は「タチコマ」と名付けて一緒に暮らしていました。
攻殻機動隊のタチコマのごとく、3匹の同居人はかわいいやつでした。
□結末
現実逃避をしながらPCに向かって書いていますが
振り返ったら壁や天井にアシダカグモが張り付いていたらどうしようと思うと
目線もあげられません。
シャンプーしてて、ふと髪の毛の長い女が目の前にいたら!!と同じ気持ちです。
ゴキブリがいても、躊躇いなく立ち向かえるのに
アシダカがいると硬直するのは、どういう心境の変化なのでしょうか。
今夜、寝ている間に耳元で
タカタカタカタカタカタカ… という音を聞かないように祈るばかりです。
今日は何も写真を貼りません。
みなさまの家にはアイツが現れませんように。