インタビューされたら 返事ができますか?


昨日、ふらりと銀座の

APPLE+  三木 健|学び方のデザイン「りんご」と日常の仕事
(2015年03月05日(木)~03月31日(火))

に行ってきました。

タイトルのようなことを考えるきっかけになった展覧会でした。

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□デザイナーの三木健さんの展覧会

りんご1

この展示は、デザイナーの三木健さんが「りんご」をテーマに開かれているもので

素人が感想を描くのもおこがましいので、

詳細はこちらを。

かといって、素人が感想を持つべきではないという話ではありません。

むしろ、積極的に自分の中で意見をもつべきだという話をしようと思います。

ここで述べるのは、この展覧会への感想ではありません。

三木さんの展覧会で、自分が感じたことをアウトプットしようと思うのです。

□「りんご」から発想する

三木さんの意図していたことは、ともかくとして

三木さんの展示物から私が感じたのは「りんごから発想する」でした。

「りんご」から連想される単語をあつめ、オノマトペを発想し、様々な手法で

「りんご」を平面に、立体に表現する。

皮をむき、種を取り出し、描く。あかいりんご。あおいりんご。

りんごを表現するのに、こんなに手法をもっていることが素直にうらやましいと

感じ、たのしそうだとも思いました。

私は「りんご」からどういう発想をすることができるのでしょうか。

□インタビューに上手に答えられますか?

ようやく本題ですが、街角や、映画試写会・イベント後などに

自分がインタビューされたら、それなりに答えられる自信はありますか?

芸人さんのように気の利いたことを言えたら最高ですが、現実はそうはなりません。

多くの人が「おもしろかったです!」「~でよかったと思います。」「うれしいです!」

と答えているのを見かけませんか?

いきなり聞かれたら、無難で無個性なことを言ってしまいそうです。

それに対して、外国人がインタビューされているのを見ていると

子供ですらも「自分の」意見をいっているように見えることに驚きます。

「彼ら自身が感じた想い」を述べているように見えるのです。

でも最近、「日本人だから」画一的で無個性なのではないと知りました。

在来線特急の「はくたか」の引退で、いわゆる鉄道おたくの方々が

インタビューで熱い想いや思い出を語っていました。

子供も捲し立てるように語り、最後に感極まったように言いました。

「お疲れ様としかいいようがありません。」

彼らには電車への想いが、言葉として自分の中にできあがっているからでしょう。

オタク仲間で語り合う機会があるからかもしれません。

どれほど興味があっても、好きでも、「みているだけ」では

その対象に興味もなければ、好きでもない人と感想が同じになってしまいます。

□思考を連結させる

話はもどって、

展覧会を見ながら、このTwitterを思い出しました。

りんごと子供

私にとっての「りんご」は何か。

「人」にとってのリンゴはなにか。

絵の場合は「環境」でしょう。

ある子には文字を学ぶためのツールであり、ある子には大切な食料である。

種苗、権利、品種改良、収入源、リンゴジュース、花材

この場合の「人」とは、「職業」でしょう。

もっと言えば、「りんご」イコール「りんごの実」ではないし、

外国に行けば、大きさも味も違うものが「りんご」的な位置づけで売っています。

「砂漠のりんご」と「日本のリンゴ」は同じ価値なのでしょうか。

同様に「江戸時代のりんご」と「現在のりんご」にも言えます。

人と話すとき、本当に相手のイメージしている「りんご」は私の「りんご」

とおなじでしょうか。

これは私の思考ですが、人の数だけ思考を飛ばすカギとなるものも、その種類も

全然違っていくでしょう。

そして建物をでるころには、個性的な感想ができあがっていると思うのです。

□言葉に落とし込む

言語や思考などの研究では、

・言葉は、単なる伝達の手段ではなく、思考の手段でもある

・バイリンガルは、思考力が低下する
(言語と思考を同時に処理しなくてはいけないので両方の処理効率が低下するため)

という仮説があります。

とあるインディアンは空を飛ぶものをすべて同一の名前で呼ぶそうです。

鳥も虫も蝙蝠も。

もし、そういう世界だったら生物の研究が進まないという話だけではなく

おいしい種類、毒のあるもの、部族の羽飾りだの、色々と話が進まなくなりそうです。

インディアンたちが思考まで放棄しているとは思えませんが、

次世代への知識習得がうまく行かず、発展しなさそうなことが容易に想像できます。
言葉があれば言葉の数だけ、幅広く、細かく思考できそうです。

知りたいこともピンポイントでGoogle先生に聞けるし、自分に言葉(語彙)が

あれば微妙なニュアンスも理解できるかもしれません。

思考を連結さえすれば、何かしら自分だけの経験と結びついて

自分だけの感想が生まれます。

インタビューアーが来る前に、感想を言葉にすること、はじめてみませんか。

ご高覧に感謝します☆

memo

展覧会で頭に浮かんだこと

・「りんご」といわれて「実」をイメージする自分

・りんごから自分が発想できるもの、できないもの

・評価と感想の違い

・感想を言葉にすること

・物々交換時代から「お金」の出現について

・昔住んでた家の庭のリンゴの花を忘れていたこと

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