船旅を勧める理由3つ


世界一周の夢を叶えるために 最初に探したのは世界一周航空券でした。

世界一周航空券は価格も種類もたくさんあります

飛行機の使用回数の制限や、行ける大陸の種類などで選ぶことができます。

でも、たまたま見つけた船旅が 私が行きたかった国をカバーしていたことと、

中東や中南米を一人で歩き回る自信もなかったので船旅を選ぶことにしました。

スポンサーリンク

□海の景色は変わり続ける

DSCF2585

船旅はずっとずっと海の上です。

私の乗った世界一周の船は、日本から出発してベトナムまで南下し、その後は

ずっと東へ向かいました。

地球の自転の関係で、波は進行方向から船の正面に向かって押し寄せます。

正面からの波は、慣れてしまえば船酔いにはなりません。

でも、湾に入ったり、南下するときは横揺れになり船酔いする人はひどく酔っているようでした。
私は最初、ずっと海の上にいるのはやることがなくて退屈するんじゃないかと心配していました。

が、自然は偉大です。 予想のはるか上の景色を見せてくれました。

熱帯の海では たくさんのトビウオが船に追われて長距離滑空をしています。
そして夕方になると叩きつけるようなスコールがやってきます。

スコールの後にはすっかり晴れて、様々な色が幾重にも重なるそれはそれは綺麗な夕焼け空が

見られます。

高い場所にある雲から、下の雲へ虹がかかり、

空の片隅では、スコールの雲からちぎれた雲なのかその雲の下だけまだ雨が降っていたりします。

夜になるとゆらりゆらりと波に揺られながら見上げた先には、満天の星空。

世界の空は、広くてたくさんの景色がありました。
数日置きに一日が1時間ずつ伸びていくことも、

夜になってもだんだん太陽が沈まなくなることも、

飛行機だと全て気づくことなく飛び越えてしまうものだったなぁと気が付きました。

□船だからこその観光地がある

船旅でしか行けない場所があります。

例えば、エジプトのスエズ運河。

スエズ運河を渡りたい船は一列に並んで、コンボイとよばれる船団を組み待機します。

スエズ運河庁の許可と共にゆっくりと侵入していく姿は、勇壮です。

左には裕福なエジプトの景色、左には戦争の爪痕が生々しく残る景色。
日本はスエズ運河にたくさん沈んだ地雷を除去するためにスエズ運河の開通に貢献したそうです。

そして、例えばノルウェーやアラスカのフィヨルド。

船の旅だと何日もかけてフィヨルドの一番奥まで観光することができます。

絶壁過ぎる崖に立つぼーっとした顔の真っ白いヤギや、赤や黄色に塗られたかわいい家々。

フィヨルドの切立つ地形の最奥にある鈍く青く輝く巨大な氷山。
1日の観光船などでは、あの巨大な地球の造形を堪能することはできなかったでしょう。

そして、パナマ運河。

船旅でないと自分の乗った船が、閘門で区切られた運河の水量で上がり下がりするのを

体験することはできません。

他にも、誰もいない海上にそそり立つ石油掘削かなにかの建造物や、

青い海の上に突如として現れる赤い土の大陸、

誰も登ることができないような峻烈な山のような島、

波乗り遊びをしに来るイルカの群れなど、船だからこそみられるものが

たくさんたくさんありました。

□時間をわすれる

好きなだけ眠り、好きなだけ本を読み、好きな時にお酒を飲み、

勝手気ままに自分だけの時間を過ごすことができます。

波音を聞きながら眠ることも、北極通過中に船上のプールに飛び込むことも

みんなと徹夜で麻雀することも、何もかもが自由です。
航行する船の上には、曜日も時間もありません。

幼稚園に入ってから、曜日も時間も気にせず、家事や仕事などのタスクもなく

ただただ好きにしていい時間を持てた記憶があったでしょうか???
船の上でそれに気が付いた時、何とも言えない解放感を覚えました。
船の上には、ただただ自分のしたいように過ごせる時間があるのです。
船の上の時間は、自分だけのものです。
自分の時間を過ごすための旅行が、船旅ではできるのです。

□おわり

船旅は、最高でした。

私の人生で一番高い買い物でしたが、最高のお金の使い方をしたと思っています。

ピースボートに乗ったのですが、「ピースボートがいい」という話ではないのは

前述の記事の通りです。

酷過ぎる設備も、ひどすぎる運営も、怒れる老人たちも、踊らされる若者たちも

どうでもいいといえば、どうでもいい事だったからです。
次にまた世界一周できる機会があるのなら、船旅にしたいです。

でも次は、せめてちゃんとした運営がされている、ちゃんとした会社の客船で!!

では、みなさま、よい旅を。

ご高覧に感謝します☆

ちなみに湾内クルーズ的なものや、南下・北上するだけの船は

船酔いするタイプの揺れがあるのでご注意ください。

でも乗ってしまったのなら、眠るか揺れが収まるまで立っていることをお勧めします。

個人的な感覚では、床と身体の接地面積が大きいほど酔います。

スポンサーリンク

コメント

  1. けん より:

    こんにちは、興味深く読ませていただきました。
    実は私も旅が大好きで、ピースボートの事も知ってました。
    今度の93回のフルクルーズは私の行きたいところがすべて入っており
    参加を検討してるのですが、大きな問題が一つ。それで躊躇しています。
    それは船酔いです。
    実は私は物凄く船に弱いです。

    指摘してくださったように北上南下するだけの航路ではないみたいですが
    正直な所、乗る前から船酔いに対して凄い恐怖感や心配がある人は
    載らない方が得策でしょうか?

    また大型客船とはいえ 程度の差こそあれ誰でも一度は船酔いしますか?

    そんな不安を抱えて3か月過ごすなら、個人で世界一周航空券
    でも買って気ままな旅に出たほうが良いでしょうか。

    上船経験者からの率直なご意見をお伺いしたいです。
    よろしくお願いします。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。