誘われた時に 断らない勇気
宗教だとかねずみ講とか新聞の勧誘とか 勇気とかへったくれの前に
ズバッと断りたいものもたくさんありますが、
友達からのお誘いは、断らずにチャレンジしてみようと思うのです。
□友達はたくさんの経験を持っている
当たり前ながら、生まれも育ちも違えば興味の対象も違うわけで
身近にいる人が「そんなことできるの!?」「そんなことやってるの!?」と
驚くことがあります。
それに友達であるということは、興味の対象が似通っている部分もあることが多く、
ある程度の条件が整えば(体力とか財力とか)、「そんなこと」に参加させて
もらえるチャンスはたくさんあります。
私が身近な人のおかげで体験したのは
スノボ・マラソン・投網・登山・滝行・筍狩り・陶芸・バッティング・テニス・・・数え切れませんが
おかげで「全く興味なかった」から「私、それできます」の域まで続けてきたものもあります。
逆にウロウロあそぶのが大好きな私に連れられて
ラフティング・乗馬・旅行・合気道・釣り・BBQ・山遊び・美術館巡りが好きになった人もいます。
…頭使わなさそうなのばかり集まっているのは、
やっぱり類は友を呼ぶのかな。。。
□断らない勇気
上記にある、スノボ。
私は本当は雪山にも、何にも興味を持ったことがありませんでした。
お金はかかるし、寒いし、装備は重たいし。
でも、ある時、会社の同僚が「行こう!」と誘ってくれたのです。
その時はボードは初めてで、七転八倒して痣だらけになって
初心者には必須の「けつパッド」(※末尾参照)なる超便利装備の存在も知らず
全身雪まみれで、凍りながらも練習していたら、できないもどかしさと、ちょっとずつできるようになってきた
面白さでどんどん嵌っていき、最終的には毎週末雪山に行くようになりました。
逆に、ゴルフのように何度か打ちっぱなしに行ってみたものの、ハマることなく終わってしまったものもあります。
「興味ない」と断るのは簡単ですが
「とりあえずやってみる」のも、やり始めてみるとそんなに難しいことではないというのが
今のところの実感です。
□「断る」ことのもったいなさ
基本、夏はエアコンのきいた部屋、冬は炬燵から一歩もでることなく過ごしたいので、
興味のないことには手を出さない人の気持ちはとても、とても、とても分ります。
でも、興味ないけどやってみたら面白くて、
やっていることを知った、別の友達から声がかかって、世界がガンガン広がっていくのも面白いのです。
世界と言ってもでっかいものじゃなくて、
「この人、実はこんなことも興味あったのね」という一面を見られたり
お誘いに乗ってみたら、別の楽しいことに誘ってもらったりと小さな連鎖なんですが。
私は正直、マラソンは今も好きになれないのですが
でも「意外と走れる自分」に驚くこともまた楽しいとも感じます。
年を取ると、だんだんいろんなことが「面倒に」なってくる気がします。
「全然興味ない!」と切り捨てる人間になるよりは、「やってみたけど合わなかった」という言い方が
できる人生を歩んでいきたいと、
勢いで申し込んでしまった「トレイルラン(未舗装の山道を走るやつ)」を思い出しつつ
自分に言い聞かせています。
本番までにちゃんと走らなきゃ。。。。
ご高覧に感謝します☆
本当に「ケツパッド」って名前だったんだ。。。