夢が叶うのは 自分の選択の結果だ
「夢は叶う」と言われたら、どう感じますか。
運や天啓のようなものだと思っている人が言えば、苦笑いするかもしれません。
けど夢を叶えた人に「自分の選択の結果です」と言われたら
なんとなく実現可能な気がしてきませんか。
自分の選択の結果を振り返り、気づけば手に入りそうな
かつての「夢」や目標がないか蔵出ししてみませんか。
□人生は選択の連続だ
言い古された言葉ですが、人生は選択の連続です。
我々は人生のありとあらゆる場所で
突然のタイミングで、無意識のうちにも複数の選択を迫られています。
その時、何か自分が成し遂げたいと強く思い定める「何か」があったとします。
いつも頭の片隅にその「何か」があれば、
その「何か」に向かって着実に近づける方法を選択するし、
「何か」がふと目の前にチャンスとして降りてきたときに、
そのタイミングを逃さず、ためらいなく手にすることができます。
□心から願う「夢」があったか?
子供の頃の私には世界一周をしたいという「夢」がありました。
田舎の山の中で暮らしていた私は車で移動する手段しかなく、
せいぜい40㎞くらいの行動範囲の中で育ちました。
山育ちらしく、そこらへんにある動植物が好きで
さらにはTVでみるアフリカの動物や南米のカラフルな鳥や昆虫に
魅了され、最終的には「色々な国に行ってみたい」となりました。
それから、私の生活の選択は知らないうちに「そちら側」を選ぶようになりました。
□意識的&無意識の選択
好きだったこともあり、TVも図鑑も結構な割合で動植物関係でした。
ネットのない時代でしたが、幸いにも周りは動植物だらけ。
知識は経験と結びついて着実に増えていきました。
中学生になってからは好きじゃない英語も、言い回しや表現を中心に覚えました。
高校生になり、そして転校した先の高校で募集をしていたオランダ留学。
なんとか面接で勝ち抜いて留学の機会を得ることができました。
新参者(転校生)だからとか、初海外旅行とか、そもそも受験直前だけど…
自分に言い訳しているよりも、長年の「世界に行く」気持ちの方が強かったのです。
オランダ留学は視野の広がるとても価値のある体験でした。
そして最後に、社会人になって数年目。
残業が100時間を超える生活に疑問を持ち始めたころ
突然、すべての条件を満たした世界一周の旅が目の前に現れました。
独身で、お金が自由に使えて、多少の荒い旅も耐えられる若さもある。
今しかないと思いました。
すぐに資料請求し、3日後には全額振り込んでいました。
こうして数か月後の出航のために仕事をやめ
世界一周の旅に出たのです。
ガラパゴス諸島をはじめ、各国のジャングルをまわり、
動植物を巡る旅を実現することができました。
物足りないところもあるけど、第一段階として大満足です。
□選択の結果はどこに近づいているか
どれほど実現可能かにもよりますが
夢を見ることは誰にでも自由にできます。
そして、本気で実現させたい気持ちがあれば、無意識の自分が
年数をかけてでも、そちらに近づく選択を重ねているはずです。
もう一度、子供の頃にやりたかったことや夢見ていたことを
思い出してみませんか。
気が付いていないだけで、その夢に近づいているかもしれません。
今、近づいていなくてもこれからだって
今から意識的に選択を積み重ねれば、最短距離で叶うかもしれません。
ご高覧に感謝します☆
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