トレイルラン始めました

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「トレイルラン」や「スカイランナー」という言葉を聞いたことがありますか。

舗装されていない道(平地含む)を走るトレイルランや、

クサリ場やガレ場を含む山道を走る人を指す「スカイランナー」等

別け方や呼び方は色々あるようですが、

とにかく、マラソンとはちょっと違うランニングのことを言います。

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□トレイルラン始めました

始めました、といっても自分のペースで山を走っているだけなのですが

こんな世界に踏み入れたよ、ってことで初心者の感想です。

そもそも、私は走ること自体はあまり得意ではないし、

フルマラソンすら走ったことがないですが、山道を走るのは楽しいです。

平地は一定のスピードを保って、できる限りの速度でゴールを目指しますが

山道は、登りは私レベルでは走ることはできないので超速足登山で、

尾根や林道等の平地や、下りを駆けていくという感じです。

下り坂は、山によってガレ場、木の根、落ち葉、砂礫多め等条件が異なります。

一足ごとに足を置く場所や、重心を意識しながら

スピードを上げて走っていくのが楽しいです。

□トレイルランに必要な体力と装備

トレイルランは、平地を走る1.5~1.8倍の強度だと言われます。

山を10Km走ろうと思う人は、平地を20キロくらい走れる体力が必要です。

山は、走り始めてしまうと体力が尽きようが、怪我をしようが自力で

帰ってこなくてはいけないので、自分の体力に合わせてコースを

選ばなくてはいけません。

私が完走したレースは最長45Kmの美ヶ原トレイルですが

平地を90Km走れるかというと、そんなことは全然なくて

平日に平地を5~7Km、週末に時々20Km走って、月間50~70Kmくらい走れる程度。

体力的にはそんな感じで大丈夫。

初めてトレイルランというものをしたのは、長野の15KMのラウンドトレイルの

レースでしたが、ハーフマラソン(2時間10分)が走れる程度の体力で余裕を持って

完走することができました。

装備は長くなるのでこちらから。

□トレイルランを始めるには

装備を揃えたら、トレイルランのワークショップがあるので

そういったものに参加するのが安全だと思います。

私の場合は、平地のランニング仲間が「大丈夫でしょー」という判断の元、

長野のラウンドトレイル15Kmのレースに放り込まれました。

コースが明示されているし、周りに参加者がいるので、迷うことがないので安全です。

またレースやワークショップの場合は、「スイーパー」と呼ばれるスタッフが

最後尾について見守ってくれます。心強い!!

道さえ迷わなければ、山道を走るのは単純に楽しいです。

マラソンのように時間との勝負というよりは、時間内にゴールすることが

目標になるせいか、隣を走る人と話をしたり、励ましたり、

ちょっとマラソンとは違う趣があります。

トレイルランを始めるにあたっては、「地図読み」ができないと危ないので

1人だけで始めるのは危険だと思います。

ワークショップや地図読みができる経験者と一緒に始めるのがいいです。

□トレイルランの楽しさ

人によって色々だと思いますが、

個人的には、山が好きです。私は雪山は走れませんが

春の芽吹きの頃の山の匂い、夏の木漏れ日の下を走る爽快感、

秋のふかふかになった落ち葉を蹴散らしながら、全力疾走するのが楽しい。

もちろん、山の上からの景色も好きだし、

登り切った山頂で、叩きつけるような霧に巻かれるのもテンションがあがる。

(寒いから長袖必須)

山を走るからこそ尾根を伝って遠くまで行けます。

実力者は上り坂も駆け上り、足場の悪い下り坂も滑空するように駆け下ります。

彼らはたぶん、登りを走れる体力や、足場の悪さをものともしない走り方を

鍛えたり試すのが楽しいのだと思います。

個人的には登りでは「何でこんなつらい目に…」と毎回思っていますが

走り終わると、不思議なことに楽しかった余韻が上回ります。

走るのは好きじゃなくても、山が好きってだけで楽しいのが

私のトレイルランです。

ご高覧に感謝します☆

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