音楽で生きていきたい人へ

Pocket

アーティストとして生きていくには、どうしたらいいのでしょう。

一番簡単なのは、影響力のあるレコード会社と芸能事務所に所属することでしょう。

スポンサーリンク

メジャーデビュー?音楽業界ってどんなところ?

ライブ活動やオーディション等でレコード会社や芸能事務所の担当者の目に留まれば

メジャーデビューの道が開けてきます。

ご存知の通りレコード会社は音源を作り、様々な方法で「音楽」を売る会社です。

事務所は出演やライブや音楽、方向性などをマネージメントし、「アーティスト」を売る会社です。

音楽はレコード会社と所属事務所とアーティストの3者で作っていくことになるのです。

■売れる音楽の作り方

デビューが決まって曲ができれば、所属事務所とレコード会社はプロモーションに力を入れます。

TV出演の機会を作り、ラジオや有線でパワープレイ(繰り返し流すこと)をお願いし、

渋谷などにある街頭ヴィジョンでミュージックビデオを流し、

CDショップの店頭でガンガン流してもらえるよう交渉し、

ありとあらゆるところで曲が聞こえるようにします。

新人にとって一番大切なのは知名度をあげることです。

なかでも、TV番組やCMでのタイアップ(※)は音楽にとって大きなプロモーションツールの1つです。

TV局側や広告主のオーダーの通り、曲を作りかえたり詩を書きなおしてタイアップを狙うのですが

曲が選ばれる一番の要素は「アーティストが有名」かどうかになります。

新人でも所属事務所やレコード会社が一番力をいれていると明言すれば、保証になります。

もしくは所属事務所の俳優や芸人がそのTV番組で重要なポジションにいる場合も影響するでしょう。

よく耳にする音楽が、よく売れる音楽であり、

よく売れる音楽の影には、所属事務所やレコード会社があるのです。

※タイアップ:TV番組(ドラマ)のOPやEDの曲や、CMの音楽として流れること

■やりたいこともやれない こんな世の中じゃ~

所属事務所やレコード会社はノウハウも道具も持っています。

曲のアレンジャーや、録音スタジオ、TVやイベントの出演や、全国ツアー、バックミュージシャン

ありとあらゆるものを揃えてバックアップしてくれます。

そんなありがたい存在ですが、もちろん制限もがっちりと課せられます。

例えば、ライブでおしりを丸出しにするパフォーマンスをしたいとします。

100%却下です。

「それやったらタイアップ中のドラマやCMの広告主/商品)のイメージ壊れるからダメ」

勝手に坊主にするのもダメ!中継で服を脱ぐのもだめ!下品なのも一切禁止!

樽美酒研二@ゴールデンボンバーなんて、存在意義ごと消滅しかねません。

■インディーズになる

そんなゴールデンボンバーはインディーズです。だから自由です。

インディーズというと、「売れる一歩手前」「アマチュア」というイメージかもしれませんが違います。

メジャーというのは、「大手(日本レコード協会に加盟)のレコード会社に所属している」です。

インディーズはそれ以外です。小さなレコード会社の場合もあるし、自分たちで作っていることもあります。

もっと例えるなら、

メジャーが熊本県の公務員「くまモン」で、インディーズが船橋市非公認の「ふなっしー」です。

くまモンは、出演やグッズの売り上げに関係なく熊本県から一定額の給料がでるでしょう。

そしてTV出演やイベントも熊本県の許可を得ないといけませんし、言動にも制限があるでしょう。

対して、ふなっしーは出演料やグッズ売り上げ(ライセンス)も何もかもすべてがふなっしーの懐に入ります。

どこで何をするかもふなっしーの裁量次第で、依頼者はそれを覚悟の上でオファーをします。

売れてしまえば、メジャーもインディーズも関係ないどころか、

ゴールデンボンバーやふなっしーのほうが自由で裕福です。

それに型にはまってなくておもしろい。

■ 所属しない自由

ゴールデンボンバーやふなっしーのようにフリーで成功するのは一握りで、

強い特色がないと難しいのかもしれません。

けれど、メジャーに所属するだけが方法じゃないことも確かです。

いつか私も会社勤め(メジャー)から自由になりたい。

ご高覧に感謝します☆

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。